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シンセについて実現できない夢、実現できそうな夢(2017/2/2更新)

TwitterRaspberry Piを使ってシンセサイザーを開発されている方からリプライをいただきました。

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ラズパイがこんなサウンドでシンセと化す…

とんでもないことですよ…((((;゚Д゚))))))) ホームページからSoundCloudの劣化なしの音源がダウンロードできます。全て聴かせて頂きましたよ!DTMをやっている方ならモニタースピーカーで聴くことでこのシンセサイザーのポテンシャルがお分かりいただけると思います…

個人レベル、企業の同好会レベルでここまでのものを開発されている方がいらっしゃる…。この事実にシンセサイザーの未来は十分安心できるものである予感がします。

それにしてもこのシンセの開発元となっている、R-MONO Lab、S3-6R以外にも作品を生み出されていますが、非常に自由ですね!RP-103、RP-09は、シールを張って音程を変えたリコーダーをソレイノイドの電子制御によってパイプオルガン化しています。

この一見アホとも思える発明に本気なところが、ニコニコ技術部や、明和電機を彷彿とさせますね!(^^;

(↑最上級の褒め言葉)

電子制御されている割に、送風は足踏みポンプというギャップ萌えも高ポイントです

youtu.be

やはり、こんな面白い発明、今後も続けていってほしい限りですね… 今後も楽しみです

 

さて、このシンセを見て、以前から心の中に溜めていたある夢がビビッときた訳です。この機会に記事にしてみます。

私の力では実現できそうにない夢、それはこちらです。

linuxシンセサイザー専用のディストリビューションを作ることです。

音楽に特化したディストリビューションというと、ubuntustudioが近いかもしれません。しかしこれはあくまでパソコンの標準IOをもとに作られたものですので、UIも当然パソコン向けです。ハードシンセ筐体へのインストールを前提としたものは存在しないように思います。

KORG KRONOSやYAMAHA Montageは、LINUXを積んだほぼPCなシンセであることは一部の界隈では有名ですが、いわば、このOSをオープンソース化し、世界中の手を加えることにより発展させていこうというものです。

oscillator、filter、sequencer…それぞれ別の人によって手が加えられていくことによって、一体どんなシンセになっていくのか…

とても興味がありますね

 

入手の手軽さから考えるとラズベリーパイはコアとして用いるのに最強の環境かもしれません。

(そして、ラズベリーパイを埋め込むことによりシンセサイザーとしてのIOが揃っているR-MONO Lab様のS3-6Rの筐体は、開発環境としてはこの上ないものであるとひと目見て感じてしまいました。 小耳に挟んで頂けると幸い程度の提案です。是非是非中の方、S3-6Rの筐体だけを、ラズパイを後から差し込む形にし、つまみだけつけて販売してみてはいかがでしょうか??スイッチサイエンス辺りが喜びそうな筐体だと思います!SDK、Playストアのような世界中からソフトを集約できるようなものがあればもはや完璧に理想そのものですね。)

もちろん、まずはS3-6Rを触ってみたい、あわよくば是非製品として手に取りたい、という願いはあります。ただ製品化となると課題も増えてしまうと思います。シンセ仙人様には無理せず開発を続けていただきたいので、開発の行く末を応援しつつ見守りたいですね。) 

以上、大変失礼いたしました!数々の無礼をお許しくださいm(__)m

 

 

誰も形にしなければ私がいつか形にしたいと思っているものは、こちらです。

既にWindows/Mac向けに続々リリースされている質の良いソフトウェア音源を、シンセサイザー内で使えるような、組み込み向け構成でWindowsが走るシンセサイザーです。

ラックタイプ、ボックスタイプのソフトウェア音源をインストール可能なハードウェアもあります。VIPと呼ばれるソフトを使ったAKAIのadvanceキーボード、NIのkompletekontrolのようなハードとソフトの融合を狙った商品もあります。しかしこれらは結局パソコンが必要です。

openlabsの製品が近いですね

https://www.karma-lab.com/ol/images/neko-lx5-lg.jpg

しかし、公式に販売されているようなものではないみたいで手に入りにくいうえ、実際の写真を見るとわかるのですがPresonusのオーディオインターフェースがそのまま刺さっていたりします。ちょっとスタイリッシュとは言い難い…。もっとRolandのFantomのようなステージ映えするものが作りたいですね

パソコンなしでソフトウェア音源が動く。タッチパネルで操作可能、DAWも動かせる。ステージ映えもする。

一台あればなんでもできる。これが真のワークステーションシンセサイザーの名にふさわしいものではないでしょうか……

画像はイメージです。

 

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※画像はハメコミ合成です。

画像引用元

Roland FantomG:2枚ともRoland公式サイト

KORG KRONOS:島村楽器サイト

Sylenth1Lennar Digital公式サイト

CUBASE:DTMStation様

MASSIVE:NI公式サイト

 

これなら、単純に作るだけなら既存のシンセのガワを用意し、組み込み向けマシンとタッチパネル液晶を埋め込み、既存のmidiコントローラーから部品だけ拝借することによって私にも作れそうなので、いつか形にしたい…

大手楽器メーカーは、自社で音源を開発するプライドがあるのでこのようなものを作らないのはわかります。MIDI鍵盤は作れるが音源は作れない会社等に、ビジネスチャンスがあると思うのは私だけでしょうかね…?(^^;

追記(2016/12/3)

2016/12/3 @dennon_no_kouba様から、Windows搭載ワークステーションについて情報提供をいただきました!

mu_station様の"TERMINI"がまさしく構想そのものですね。黒光沢によって高級感がありますし、ホイールやダイヤルが自然な形で埋め込まれています。

5年間かけて2007年に完成されたようです。xpの時代にタッチパネルを搭載したワークステーションシンセを構想しておられるところが驚きですね!既に形にされた方がいるということは非常にうれしいです!

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(画像はmu-station様の許可を得て掲載しています。)

 

www.geocities.jp

両方の夢を一気に叶えてくれそうな会社が発見される。(2017/2/2追記)

NAMM2017に出品した、株式会社ユードー様の「NEUMAN KEYBOARD」「NEUMAN OS」がそれにあたります。

 

http://dg.ishibashi.co.jp/wp-content/uploads/2017/01/yudo_namm2017_8-640x480.jpg

dg.ishibashi.co.jp

dg.ishibashi.co.jp

このキーボード、NAMM2016での発表以前にDTMステーションで特集されていましたので知ってはいたのですが、(リンク以下)NAMM2017での発表を見ると、その時理解していたよりずっと夢に近づいた形であることがわかりました。

800万円超の究極のシンセが誕生!?ビーマニ開発者が率いる日本のベンチャーがNAMMに出展だ! : 藤本健の“DTMステーション”

 

  • 1.大型タッチパネルで全てのパラメーターにアクセス。
  • 2.PCベースのOSが動く。(Windows/Linux)
  • 3.アプリ開発を促すため、無償でシンセ専用のOSが配布される。

ただひとつ残念なのは、これがプロ向けであり民生機ではないということです。

 

2について

株式会社ユードー様がwindowsアプリケーションのインストールを想定されているかわかりませんが、DAWVSTホストアプリケーションをインストールすることによって、市販のVST音源が使用できる製品である可能性があります。

3について

配布されるOS「NEUMAN OS」は、Raspberry Piをはじめとするシングルボードコンピューター向けシステムで、非営利に限り無償で提供が行われるそうです。プレリリース(リンクは以下)によると、世界中のユーザーがシンセサイザーエフェクター、タッチデバイスの製作、規格フォーマットとして配布することが想定されているようです。

今後の推移予想

現在この製品はプロ向けで、鍵盤や音響部品にもこだわって作られています。鍵盤はDX-7の中古品などからYAMAHA FS鍵盤を調達し、1機1機のために調整するとのこと…。
年間生産台数は、6台程度で、価格は800万円程度。

世界で1台のシンセサイザーをオーダーメイド製作 「NEUMAN KEYBOARD」ティザーサイトをオープン|プレスリリース配信サービス【@Press:アットプレス】

 このように手に入れにくいハードのために世界中の人が「NEUMAN OS」を使って開発を進めるでしょうか?いや、進めないだろう…。

この会社がNEUMAN OSにどの程度の可能性を見出しているかわかりませんが、リリースする以上はそれを最大限活用させたいと思っていることだろう…

おそらく、「NEUMAN OS」の開発環境として民間人でも手に入れやすい「NEUMAN KEYBOARD」とSDKが製品化されるのではないかと期待を込めて思っております笑

もし、「NEUMAN OS」をフォーマットとしたアプリ開発が加速すればそれを実用的に生かすためのハードもきっと出してくれることでしょう…(期待)